#036「分岐点」
お久しぶりです。運営です。
アライブとレイニーのプロデュースをしています。
このグループを作ろうと思ったのが2016年10月くらいで雨宮、瀧井、渡と出会い、その後2017年二月くらいに西川と出会いその年の9月から四人でのアライブとレイニーがスタートしました。
ひたすら練習してフライヤーを配って他のアイドルグループより時間をかけて準備し、レッドノーズでのお披露目ワンマンライブは動員60人弱。
瀧井以外が全員未経験者で色々な壁にぶつかったり初期始動メンバーでお披露目前に脱退するものも現れ、不安はありましたが何となく可能性を感じました。この四人で頑張れば売れるんじゃないかなーっておもいましたが、一番初めはコール曲もなくライブを作れるような際立った曲もなかったので僕の想定とは違う方向にお客さんからはとらえられたなっと思います。
完全に僕の実力不足でした。
極力メジャー感を出してやっていきたいって思ったので聴かせる曲をメインに構成してしまいました。
その時あった曲は
SE#001
アリスとリアル
再開ハ水槽ノ中
バレエメカニック
ウソツキと付点休符
まぁ…これがメインでライブが進行していくとただポカンと聴いている中に一曲だけウソツキで盛り上がるって感じですが、今みたいにノリもできてなかったしコールとかもなかったのでまぁお察しの通りって感じです。
その後10月に村瀬の加入が決まってまた四人体制とは色々変わってくる中、わがままラビリンス、すれ違い、ルーティーンあたりが増えてセカンドワンマンを12月に決行。村瀬の加入ライブとなり今までの形のアライブとレイニーになりました。
ファーストシングル「ブルーマンデー」の発売も決まっていてこの先どういうグループにしていこうって考えた結果。
このグループはあえて王道のアイドルの様な雰囲気から離れて独自路線を強調したグループで行こうってこの辺りで思い始めました。
初めに笑わないグループとしては作っていましたが、それでも衣装は可愛く作ろうと思っていたし楽曲ももうちょっとポップなものも入れていく予定でした。
でもこのグループを知れば知るほどそうではなく今の路線の方があうんじゃないかなって感じたのは
雨宮の幼さ、可愛さとスポコン根性的な感じ
瀧井のクールさとおちゃめな感じ
西川の内側の脆さと表面の強さかわいさ、誰よりも美意識が高いところ
渡の満点の笑顔とそのままの真面目さ、でもたまに見せる儚さ
村瀬の陰キャな感じでも意外と目が死んでないとこ、自信の無さを努力でカバーしてるとこ
色々二面性があってそのどれをとっても個性になるしそれが合わさったときこの若干シュールなコンセプトが逆に生きてくるんじゃないかなって・・・
まぁでも第一は本人たちが楽しんでできるか?なので、次どんな曲が欲しい?って聞いたらどちらかといえば僕が思っているような曲が欲しいって言ってくれていたので、手や13月、AdoLfといったちょっと暗くてどちらかというと今のアライブとレイニーを象徴するような楽曲を2018年に作り始めました。この辺りからグループの印象が若干ロック系と一緒にされるようになってそれをどう否定してグループを組み立てるかをすごい悩みましたw
あくまでもこのグループはただのアイドルグループでロック系アイドルグループではないのです。
一応基本ベースはライブ衣装は黒は着ない。ドラムは生音をあまり使わない。色髪禁止。見た目は正統派を外れない。
これが初めから決めてるアライブとレイニーのルールです。
まぁドラムの部分はロックにしたくなかったからそういうルールで初めは作ってたけど最近は表現の幅を広げるためにちょいちょいは使っています。
そんなこんなで二年以上このグループで頑張ってきましたが、先日西川から脱退したいという申し出がありました。
なんとなくうちのグループはこの五人でずーっと行くもんだと勝手に思っていたので困惑しましたが二年以上そばにいてどう思っているかや何に苦悩しているかもずっと見ていたので話し合いの結果、その申し出を受け入れ、それぞれお互いの道を進むことになりました。
この日アライブとレイニーはある意味初めての分岐点に立ちました。
今まで色々なことはあったけどそれは全員の道を示す選択。今回は今後を左右する選択です。
かけたピースに代わりはなく西川だから表現できていたこと、この五人だからできたステージがありました。それは今後作ることはできません。
でももう止まるという選択肢はなかったので今までのアライブとレイニーは本日2019.5/31のライブを最後に
6/1からは新たなアライブとレイニーになります。それがどういう意味なのかは新宿ホリデーに来て自分の目で確かめてください。
形は変わってしまったけどでも前に進むことをやめない四人の姿を見に来てください。
そして今まで西川沙里を応援してくれてありがとうございます。
五人のアライブとレイニーを応援してくれてありがとうございます。
これから、二周年に向けて色々準備することがありますので、これからも変わらない声援よろしくお願い致します。
アライブとレイニープロデューサー
金澤篤
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