先生「ここにいるからおいで…」

こんばんは。

お久しぶり？です。

HONAMI先生です。

考え事などをしていたら眠れなくなったので

『無題』のお話でもしようかなと

ブログを書き始めました。

相変わらずまとまりのない文章だと思いますが

是非見て頂けたらなと思います。

1月下旬。

新曲が送られてきました。

デモに書かれていた『無題』は

本当にno titleという意味だと思っていたのですが

まさかの曲名でした(笑)

ルーティーンジレンマのような

荒々しい強さと

AdoLfのような

儚く悲しい表現のどちらともを感じて

人の強さと弱さを表すようなイメージにしました。

スタートからまず満開の花が散るイメージから始まり

また新しい花を咲かせる為に

雨に打たれたり光を浴びたり

風に吹かれたりを繰り返して

新しい蕾が出来て

ラストはまた満開に花が咲いたところで終わる。

人生、

腐らなければ

枯れただけならまた咲くことが出来ると

そんなイメージが浮かんできて

とりあえずイメージは花でした。

全体的に女性らしい動きが多いのも

花がそよ風に揺られているのと

女性らしい曲線の動きが

芯があり強いけど時には弱くなる心を表していて

1番『女』が強い振り付けになっています。

アライブとレイニーとは『表現』を大切にするグループであって欲しいと思い始めたのは

AdoLfのデモが届いて振りを作成し始めた頃でした。

アイドルとは、何か。

ライブとは、何か。

パフォーマンスとは、何か。

アイドルに携わってまず初めに感じたのは

お客様との距離感への違和感でした。

(別に韻を踏みたかったわけではありません(笑))

お話している時、

チェキを撮っている時、

ライブをしている時、

距離が近い。いや、近いなんてもんじゃない。

こんなのただのお触り会じゃないか。

誰も彼女たちのパフォーマンスを見ていない。

歌っていても踊っていても見てない。

『なんじゃこりゃ……』

と残念な気持ちになりました。

曲を作成している人がいる

歌詞を作成している人がいる

振り付けを作成している人がいる

構成を作成している人がいる

そんなの、全く伝わらないのか。

地下アイドルは、

ただのお触り会の場なのか……？

それって、アイドルじゃなくていいんじゃないか？

そう思った時、

思わず魅入ってしまう、

目が離せなくてただぼーっと見てるしかない、

なのに楽しくてまた見たいと思う

そんなライブにしたいと思って

AdoLfや13月や手の振り付けが出来ました。

サカナやヒトリシズカやチャイフのように

踊って歌って可愛いのも

AdoLfや13月や手のように

かっこよくて感情的なものも

どちらもまた見たいと思うような

他には無いものを考えて作成してきました。

無題はその中でも

さらに私の中では新しい『女性らしさ』を考え

エロくない大人っぽさ女性らしさを表現しました。

衣装が制服なのも

高校生の思春期、女の子から女性へと変化する間の葛藤

そんなイメージがありわたしはとても好きです。

1番Aメロのソロダンスが

渡のみなのも今までにはないし

1番年下の渡が少し大人っぽい振り付けを踊るシーンは

私の中では少女が大人になろうとしている姿に見えて

とても新鮮だなと思っているのでここもかなり見どころです！

Bメロは展開が早く

歌って踊ってが繰り返されサビへと流れる

目で追うのが大変な作りになっています(笑)

サビは波のようなウェーブの動きや

手を回転させたり腕を回したり腰を回したりする回転の動きが多く

滑らかで優しいけど力強いというイメージを詰め込みました！

そして、間奏のダンスパートです。

アライブとレイニーの楽曲の中で

1番難しい、早い、みんなを苦しめたダンスパートでした。

タイミングをミスるとなかなか戻せない

今までのようにごまかせない

そんな難易度の高いダンスパートでしたが

ピタッと揃った時めちゃくちゃかっこいいので

そこにも注目して頂きたいです！

そして、ラストは花びらが満開に咲いて終わりとなります。

冒頭でもお話しましたが、

腐らなければ何度もやり直して咲くことが出来る。

今がダメでも、信じて頑張れば

必ず満開に咲くことが出来る。

綺麗事だと言うかもしれない

そんなの成功した奴だから言えるんだ！

って言われたとしても

私は努力は必ず報われると思っています。

１％の可能性があるなら

０になるまで頑張る。

０になったら

別の方法で１から頑張ればいい。

無題の歌詞を読んでいると

現状から逃げ出したいと思っていたり

現実で孤立していたり

そんな寂しい気持ちが沢山詰まっていて

『明日からはね平気だよ。ここにいるからおいで…』

の一文で少しだけ救われるようなそんな気持ちになりました。

なので振り付けでは

5人がみんなに向かって手招きのようなものをします。

それは、

ここに来れば私たちがいるから1人じゃないよという意味があります。

新年度になり、私もスケジュールがバタバタで

本当に毎日疲れてしまっていても

週1のレッスンで5人が頑張ってる姿を見ると

私も頑張らなきゃな！という気持ちになります。

ファンの方々も新年度、

色んなことが変わり大変でしょうが、

お互い、頑張りましょう。(笑)

皆さんにしばらくお会いできてないので

いつかゆっくりお話出来る日が来るといいな。

その時は彼女たちの好きなところや

振り付けの好きなところや

私のことを沢山褒めてください(笑)

無題の次は……

あ、それはまた今度お話しますね！

無題の振り付け割と難しかったので、

次のライブの時に

推しのこと沢山褒めてあげてください。

とってもとっても頑張っていたので。

宜しく御願い致します！

HONAMI先生でした。