私の世界はまだ始まっていなかったんだ
作詞:ATM 作曲:little.R
言いたいことはスマホの中
送信ボタンは押せないの
「会いたい、好きだよ」なんて
キザかな?
少し照れくさいこともこの中だけでは
別人格。アイコン、見慣れない。誰?
7月8日交差点ですれ違った。あなたを見た
鳴けない、追えない、私はバカかな?
僕は気づかないふりをしていたことに気づいていた?
傘を傾けて隠してたの
俯けば私のまま、恋、ままごとだな
背伸びをしていたのも少し恥ずかしい
携帯を(眼鏡を)傾けて(掛けて)画像を拡大表示
「私はどこ?」
アイロニ 悲しいはフリ 涙を見せることは得意よ(でも)
私はあなたの事忘れることなんてないの
アイロニ 楽しいもフリ あなたは何かしてくれた?
欠伸をしていたのは今日が晴れているからで
雨の日、寄り添い傘をさしていたの
私はあなたより無口
擦り減り汚れたスニーカーは君を追うための傷
雨の日は滑り、うまくは走れない
余所行きの靴はあるのに履けないのはこれが
あなたとの最後の繋がりだったからで、泣く泣く
少しは私のこと覚えててくれても いいんじゃない
私はあなたの事忘れる(忘れる)ことなんて(ないわ)ないのよ
否定しないで
貴方は今
迷路に迷いこんだ薄汚れた白い猫のポチ
私はあなたを抱き上げることなんてできないわ
最後に悲しいフリをしてくれた貴方。
今も変わらず偽善者?
懐古で楽しいフリ 笑顔を見せることは得意よ
私の世界はまだ始まっていなかったんだ、なんで?
アイロニ 終わりは不意。
帰る場所なんてないからね、私は頭の中に居場所を作る
カラスが鳴き、夕日が落ち夜、照らす月は欠けていたころに
私は今、五畳淵でペンを取っては
嗤い出すの
欠伸をしていたのは
この物語もあなたで終わってないから
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